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    建物の完成までの流れ(新築の戸建住宅の例)

    ① ご相談

    まずはメールやお電話で問い合わせください。
    直接お目にかかって、ご要望、イメージ、ご予算、ご家族のことなどいろいろお話を伺います。敷地が決まっている場合は、早めに敷地を見学させていただければ、設計を進めるのに役立ちます。リフォームの際は既存の建物を調査します。

    ② プレゼンテーション
    伺ったお話の内容や、敷地条件・法的条件を踏まえて、図面・パース・模型等で計画案をご提案いたします。最初の打ち合わせから2-3週間のお時間をいただきます。
    はじめての計画案が唯一の解答ではありません。気になる点があれば打ち合わせを経てより良い案をご提案します。
    ここまでは料金をいただいておりません。
    ③ ご契約
    内容を気に入っていただけましたら、当事務所と設計監理契約をお願いします。設計料は一般的な住宅の場合、工事費の10-12%です。設計監理契約時・実施設計完了時・上棟時・工事完了時の4回に分けてお支払いいただいています。

    • 役所等に支払う建築確認申請手数料、中間・完了検査手数料は別途必要です。
    • 遠隔地の場合、工事監理に伴う交通費実費を申し受けます。詳細は条件により別途お見積りします。
    • 建築確認以外の長期優良住宅、住宅性能証明等、各種認定に係る申請手数料および業務報酬は別途いただいております。

    費用に関してはご依頼いただく内容によりますので、遠慮なくお問い合わせください。

    ④ 基本設計
    より詳細なご要望をお聞きしながら、納得されるまで打ち合わせを行い、設計図をまとめていきます。1-3ヶ月かかります。
    地盤調査のデータのない敷地の場合は、地盤調査を行う必要があります。専門の測量会社、地盤調査会社による測量・地盤調査費用は設計監理料に含んでおりません。
    この時点で工務店を探し概算見積をとります(約2週間)。
    ⑤ 実施設計
    基本設計・概算見積をもとに、細かい設計に入っていきます。打ち合わせを重ねて、仕上げや設備、家具など、具体的な項目を決めます。2-3ヶ月かかります。
    図面をまとめ、工務店に最終的な見積りを依頼します(約2-3週間)。
    工務店からの見積金額と内容の査定を行い、工事金額が予算内に収まるように設計調整をいたします。
    ⑥ 建築確認申請
    実施設計と同時に建築確認申請に必要な図面も揃えていき、役所または検査機関に提出します。
    1-2ヶ月程度かかります。
    ⑦ 工事契約・工事監理
    工事金額が決定しましたら、工務店とお客様の間で工事契約を結んで頂きます。
    ハウスメーカー等とちがい、設計事務所と工務店は独立した関係です。設計事務所は設計図書通りに工事が行われているか確認します。
    工事期間は規模や条件によりますが、6-7ヶ月(リフォームの場合は3ヶ月程度)です。
    ⑧ 竣工・引渡し
    工務店からお客様に建物が引き渡されます。